Machining of
sealing surfaces for
ultra-high vacuum components
シール面加工はエンドミルによる機械加工では円を描くように切削していくため、円弧状の切削痕が残り、その切削による節目から気体が入り込んで高真空及び超高真空状態を保てなくなります。
よってエンドミルでの加工後に円弧状の切削による節目が消えるまで手作業で根気よくシール面の磨きを行う必要がありますが、スーパーヘール加工なら超高真空シール面でも磨きレスに。
What is “Super Hale Processing”?
独自形状のスーパーヘール用バイトと高速制御技術の組合せにて立形マシニングセンタでしか得られなかった高品位な加工面を高速横形マシニングセンタで実現します。揺らぎや横筋の発生を抑え、超高真空シール面でも磨きレスで適用出来るレベルです。
Product Examples
Examples of Aluminum Processing
矢印:加工方向
被削材 | アルミニウム |
---|---|
シール面 | 幅 10mm 深さ 0.03mm |
ワークサイズ | 90 x 55 x 10 mm |
送り速度 | 6,000 mm/min |
工具材 | 超硬 |
仕上面粗さ |
※右記画像を参照ください。 ※上記画像を参照ください。 ①Ra0.304µm |
Difference from
conventional hailing process
一般的なヘール加工
スーパーヘール加工
従来のヘール加工ではコーナー部手前等に横筋が発生していましたが、スーパーヘール加工により、横筋や揺らぎの発生を抑え、超高真空シール面でも磨きレスで加工可能です。